Guitar Rarities Vol. 2 05

前回からの続きです
ジョン・カリとトニー・ガットゥーゾとのデュオ
9A Study in Brown
10Swinging Guitars
この曲はビッグバンドで数々の作曲をしたラリー・クリントンによって書かれました。
このギターデュオは素晴らしい、スウィングギターデュオの見本です。
おそらくギブソンL5を使用しているのでは?と書かれています。
パイオニアジャズギターデュオのお手本!といった完璧な演奏です。オブリを入れたバッキングやウォーキングベース、コードバッキングなど驚きの連続です。
ライナーにも、カリとガットゥーゾは恐ろしいほどのコンビネーションだ。とあります。
13Nagasakiルディー・ヴァリーオーケストラが1928年から1942年までの間に何百ものカットされた中から、ボーカルなしで作られたのは2曲だけがありました。これはそのうちの1曲です。フランク・スタッファはこのアルバムで1曲だけの登場ですが随所にギターの見せ所がある曲です。
14 Oh, Lady Be Good
15 Liza
16 Japanese Sandman
ホワイトマンが楽団の上でガットゥーゾが単音を取り、アート・ライアーソンがバッキングするという贅沢な曲です。ソロも、ヨツギリも完璧なリズムです、ライナーではこの日は本当はアラン・リュースが弾く予定だったのでは。と書いてあります。
17 Raggin' the Scale
ピアノソロとして1915年の発表され、ここではホワイトマン・ストリングスでアレンジされています。
18 Stage Fright
パイオニアオブジャズギターのアルバムでご存知の方も多いとは思いますが、伝説的ギターデュオ。2人の巨匠カール・クレスとディック・マクドノウです
30年代のジャズ・ギターは、Damzon、Chicken a la Swing、Heat Wave、I know that you knowなしでは語られない。とライナーにあります。
クレスとマクドナーは19-20年代にバンジョー奏者として活動しました。
2人ともエディ・ラングに影響を受けギターを始めます。クレスは20年代、ベース音の範囲を広げるため、低い方からBb-F-C-G-A-Dとしました。
その音色は、レッド・ニコルス(ドーシブラザーズ、ポール・ホワイトマン、ナット・シルクレット、ドナルド・ヴォールヒーズ、フランキー・トランバウアー)のような有名なリーダーのオーケストラで特色とされました。
30年代初期、クレスとマクドノウはラジオ・ギタリストの中で最も忙しい人物でした。
彼らは互いの能力を賞賛し、マクドナーがソロをとり、クレスがリズム、ソロをとるというデュオ・ギター・レパートリーを開発しました。
後もう少し!がんばります
その6へと続く
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