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Two for the Road / Herb Ellis Joe Pass

twofor


1. Love For Sale
2. Carnival (Manha De Carnaval)
3. Am I Blue
4. Seven Come Eleven
5. Guitar Blues
6. Oh Lady, Be Good
7. Cherokee (Concept I)
8. Cherokee (Concept II)
9. Selub
10. Gee Baby, Ain't I Good To You
11. Try A Little Tenderness
12. I've Found A New Baby
13. Angel Eyes

Guitar Rarities、解説をやめたわけではありません
1ヶ月も放っておくと広告が出てしまうので、元々書き溜めていたていたアルバム紹介を先にさせていただきます。
このアルバムはハーブ・エリスとジョー・パスのジャズギター頂上デュオ。ハッピーフィーリングなハーブ・エリスと、ビバップギターのジョー・パスですので、ギターアルバムとしては楽しいこと間違いなしです。
これを知ったのは、昔僕がギターを習っていた頃にジャズギターの初心者が聞くには?という質問から教えていただいたものです。当時はスタンダードも知らなかったのでヘビーローテーションするほど気にならなかったのですが、スタンダードを知るにつれ魅力が分かって来ました。僕のジャズファンへの道の最初の方にある、思い入れのあるアルバムです。
内容はギターには全くエフェクトもかけていませんので、エレキギターのクリーンな音色をとことんまで突き詰めたデュオになっています。中盤にはこのブログに必要なヨツギリも入ります。プレイヤー2人ともオスカー・ピーターソンと競演していた事もあり、スウィングバリバリの作品です。

1. Love For Sale Aメロをラテン系のリズムで演奏することが多いこのスタンダードは、パスのコミカルなバッキングに始まります。2人の息は完璧でエリスのメインテーマの合間にパスがウォーキングベースを入れつつレスポンスも交えてきます。「これぞモダンジャズギターデュオ!」といったスタイルで、デュオ好きであれば研究の価値ありです。

2. Carnival (Manha De Carnaval)ボサノバのスタンダード カーニバルの朝。ジャズギターにしては珍しいエリスのカッティングによるバッキングが素晴らしい。ジョー・パスのソロ・ウォーキングを入れたバッキングも冴えまくっている、「これぞジャズギター!」といった展開が随所で聴きとれます。

3. Am I Blue Guitar Rarities Vol.1でもボビー・シャーウッドがギターとバイオリンデュオで演奏した曲です。そちらは情緒あふれる演奏でしたが、マイナーなバラードを聴き比べるのも面白いかと思います。

4. Seven Come Elevenベニーグッドマンセクステッドのチャーリークリスチャンの演奏でも聞くことができるスウィング曲。細かいところで言うとストレイ・キャッツのベース、リー・ロッカーが組んでいたスウィングキャッツというバンドでもこの曲を聴くことが出来ます。2人はこの曲を気に入っていたようで、リズム隊を入れたライブ版のアルバムでも演奏しています。前半は決めうちのベースリフから始まり、サビは軽くエリスのヨツギリが入ってきます。

5. Guitar Blues 2人とも何百回と録音しているだろうジャズブルース、エリスのカントリー色のあるブルースソロに、ジョー・パス特有のソロギタースタイルでのバッキングと単音リフはこのデュオの真髄を垣間見ることが出来ます。

6. Oh Lady, Be Good カウント・ベイシーの演奏などで有名なこの曲はスウィング系ギタリストに好んで演奏されます。ブルースに近い進行ですのでそのあたりが人気の秘密でしょうか。ここでの演奏はストレートなギターデュオスタイルです。

7. Cherokee (Concept I)
8. Cherokee (Concept II)
このブログでのアルバムでの最大の見せ場、ヨツギリが十分に堪能できる曲です。ⅠとⅡはテンポに違いがあり、Ⅰはアップテンポのスウィング。エリスはおそらくGibson ES-165という175系のギターを使っているので、少し音色は硬いのですがそのスウィング感は素晴らしいの一言。アドリブソロを取り続けるジョー・パスの演奏にも圧倒されます。
高速で息もつけない状態からⅡへと続き、ゆったりとこのネイティブアメリカン調の楽曲を楽しめます。

9. Selub はブルース曲 10. Gee Baby, Ain't I Good To You は有名なスタンダード、気を引くために何でも奉仕する悲しき男の歌、2曲続けてブルージーなギターが冴えわたります。

11. Try A Little Tenderness はしっとりとしたバラード。
そしてスウィングといえばこの曲!12. I've Found A New Babyへと続きます。マイナー調の楽曲でグッドマン等も好んで演奏されたスタンダードです。アルバムのラストスパートとしてソロもバッキングも2人の勢いが他と違い後半の2人のソロ回しなど非常に熱の入った演奏で、「これぞスウィングギター!」といった内容です。

13. Angel Eyes このアルバムのラストを飾るこの曲はウェス・モンゴメリーやエラ・フィッツジェラルドの演奏などで有名なスタンダードで、重厚なスローバラードといったところでしょうか。エリスはブルージーなソロに特化し、ジョー・パスはビバップソロに専念するという2人の違いも聞き比べられるという面白さもあります。

全体的にはマイナー調の曲が多いので暗い印象を受けがちかもしれませんが、エリスのギターがハッピーなので、そのあたりが相殺され面白い聞こえ方になっているかもしれません。時代により変化しますがモダンジャズギターといえばこれ!という一つの金字塔を築き上げた名盤であることは間違いありません。

◎モダンジャズギターデュオを探している

◎「どれぞジャズギター?」と思っている

◎「どれぞスウィングギター?」と前々から思っている

◎ギターデュオに参考になるアルバムを求めている

◎ES175とES165の音色聞き比べがしたい

といった方にオススメできます

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テーマ : ギター
ジャンル : 音楽

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戦前、戦後ジャズギター愛好家です

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