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Pioneers of the Jazz Guitar


1. Handful of Riffs / Lonnie Johnson & Eddie Lang
2. Feeling My Way / Eddie Lang & Carl Kress
3. Teasing the Frets / Nick Lucas
4. Hot Fingers / Lonnie Johnson & Eddie Lang
5. Hittin' on All Six / John Cali & Tony Guttuso
6. Picking the Guitar / Nick Lucas
7. Have to Change Keys (To Play These Blues) / Lonnie Johnson & Eddie Lang
8. Chasing a Buck / Dick McDonough
9. Chicken a la Swing / Carl Kress & Dick McDonough
10. Satan Takes a Holiday / John Cali & Tony Guttuso
11. Stage Fright / Carl Kress & Dick McDonough
12. Dick Bernstein Ramble / Dick McDonough
13. Heat Wave / Carl Kress & Dick McDonough
14. Study in Brown / John Cali & Tony Guttuso


このCDは驚きです!
エディ・ラング、ロニー・ジョンソン、カール・クレス、ディック・マクドノウ、
ニック・ルーカス、ジョン・カリ、トニー・ガットゥーソ、というジャズ黎明期のギタリストオールスター競演(題名がジャズギターのパイオニアだからあたりまえなんですが)の内容だったからです

これを初めて手にした頃は、ギターマガジンなどでたまに名前の出てくるエディ・ラングは知っていましたが、他のギタリストは全く知りませんでした。1930年代の録音を集めたレコードらしいのですが、聞いてみるといまから70年前とは思えないギタープレイです!僕は当時聞いていたどのジャズギターのCDよりも斬新に聞こえました
それもそのはず、チャーリー・クリスチャンで有名になったジャズエレキギターを使っていないからです

同年代くらいに録音されたジャンゴのスタイルもアコースティックですが、ジプシーフィーリングのようなものはなく、アコースティックでのブルースデュオも何曲か入っていますが「これぞ初期のジャズギター!」と思わせる内容

まず、ロニー・ジョンソンですが当時のスーパーギタリストで、基本はブルースギターですがそのテクニックはジャンルの枠を超えて様々なミュージシャンと競演しています。12弦ギターをぶっとい指でかき鳴らし、細かなシングルラインもバリバリ弾きこなすロニー・ジョンソンはまさにジャズブルースのパイオニアです

次にエディ・ラングですがこの人こそジャズギターのパイオニアです
20年代30年代頃はジャズでギターを弾くよりも音の大きいバンジョーを使う人が多く、ギターはまだまだマイナーな楽器だったそうです、そこでラングがギターを使いポピュラーなものにしたと言われています
演奏はこのアルバムでもそうですが、僕の印象は伴奏がすごいテクニカルで単音ソロはブルージーなイメージ
映画「King of Jazz」でアテレコですがジョー・ベヌーティとのデュオシーンが出てきます、その中で超高速のベヌーティの演奏に合わせてバッキングをするラングは最高にカッコよく貴重な映像!
まさに正真正銘のパイオニアです

カール・クレスはこの辺りになってくると、ロックギタリスト転向方のモダンジャズギタリストを目指す方々にはほとんど知名度が少ないと思われますが、最強の変則ギタープレーヤーです。時代によってチューニングが違うとされていますが6弦側からB♭→F→C→G→D→Aとなっており、テナーバンジョーの1234弦に56弦を足した形だと推測されます
普通のギターチューニングで5・6弦はA→EなのでB♭→Fで比べると5弦で2音、6弦で3音下がっているということになり、ギター低音部の使い方が特徴的です
このアルバムではEddie Lang、Dick McDonoughとのデュオで、基本伴奏にまわりソロではコードソロや低音ソロなど変則チューニングならではの凄い演奏を聴くことができます

ディック・マクドノウも完璧な技術の持ち主で、全編コードソロでの作品やベースとのデュオでのコードを合わしてのメロディーなど聴きどころたくさん
僕の中ではややマイナー調の曲が多くいぶし銀なイメージです

ニック・ルーカスはこのアルバムでは2曲入っていますが、ボーカルものがメインのミュージシャンでそのギターテクも素晴らしい

ジョン・カリ、トニー・ガットゥーソは他のCDなどでは、上記のミュージシャンに比べあまり知名度は高くないのですが僕はこのアルバムの中で2人のデュオ作品が一番好きです
ジョン・カリはバンジョーでの作品がLPで出ていたり、トニー・ガットゥーソはビッグバンドのリズムギターなどでたまに名を見ます
このアルバムでのデュオはスウィングするリズムに複雑な構成、メロディの交差などエンターテイメントにあふれています


以前の記事でも触れましたが、ジャズギターの開祖だと言われているクリスチャン以前にもたくさんの名手がいたとは!と
僕は新天地に足を踏み入れたのです

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Author:Sassa1981
戦前、戦後ジャズギター愛好家です

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