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Generation Ago Today/Kenny Burrell

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1.As Long as I Live
2.Poor Butterfly
3.Stompin' at the Savoy
4.I Surrender Dear
5.Rose Room
6.If I Had You
7.A Smooth One
8.Wholly Cats

抜粋翻訳で疲れが出てしまったので、軽く再開です
前回「最終回なんですか?」という問い合わせが多数ありましたが、すみません違います!
Guitar Rarities2の最終回だったということです

今回はケニー・バレルのA Generation Ago Today、リズムギターはありませんがチャーリー・クリスチャンへ捧げたとされるアルバムです、
Rose Room やWholly Catsなどクリスチャンの演奏で有名なものはありますが、ベニー・グッドマンセクステッドでのクリスチャンの参加曲ばかりを集めたというより、クリスチャン曲を中心に、グッドマンチューンをバレルが弾いたというのが正しいでしょう
私事で言えば、モダンジャズギターをいろいろ買い漁っていたときに、このアルバムを発見し「いつもの渋いバレルとは違って爽やかで聞きやすい!」と思いよく聞いていました
この中のIf I Had Youを年末に友達の家で大音量で聴き「この曲えぇなぁ~」と浸ったのも良き思い出です

1.As Long as I Live
グッドマンの常連曲。ここではボサ調のアレンジで、ギターソロも爽やかに聴かせてくれます。マイク・マイニエリのヴィブラフォンもグッドマン風の良い雰囲気を出しています

2.Poor Butterfly
これも当たり前ですがグッドマンが好んだ曲で、バンドに所属していたシンシナティのギタリスト、カル・コリンズもこの曲の譜面を出しています
アルトサックスのフィル・ウッズが参加しており、全編しっとりと演奏しています

3.Stompin' at the Savoy
誰もが知っているといっても過言ではない、スタンダード。主にギタリストにも好まれます。後半のリフからロン・カーターのベースソロまで聞き応えあります

4.I Surrender Dear
冒頭では書きませんでしたが、これもグッドマンセクステッドでクリスチャンが演奏しています。テーマはウッズではなくバレルがコードメロディを交えて取ります
ウッズはイントロのみの参加で、以降ギタートリオでの説得力抜群の演奏です
5.Rose Room
スウィングギタリストに好まれるスタンダードです。セクステッドでのクリスチャンのギターソロは古いスタイルでの完成形と言ってもおかしくはない、圧巻の演奏
それと比べるとバレルのバージョンは序盤のロン・カーターとのやり取りから、モダンジャズに完璧に料理しています。聞き比べも新しい発見があり面白いかもしれません

6.If I Had You
バッキー・ピザレリやチェット・アトキンスなど様々なギタリストも録音されるスタンダード、AメロのクロマティックなメロディからBメロのマイナーに行くところなどは楽曲名からストーリーが想像できます

7.A Smooth One
セクステッドや、以前紹介したアルバム、フレディ・グリーンとハーブ・エリスのRhythm Willieというアルバムでも演奏されている曲
マニアなところで言うと、seven come elevenと同じく、ストレイ・キャッツのベース、リー・ロッカーが組んでいたスウィングキャッツというバンドのアルバムにも収録されています。単純明快なこのスウィング曲をバレルが自分の持ち味をふんだんに入れ込んだ演奏をしています

8.Wholly Cats
セクステッドでの中でも高速のこの曲は人気の高いナンバーです
アルバムを締めくくるにふさわしい、バレルのギターを思う存分堪能できます。

ジャズギタリストによる、クリスチャンへのトリビュートアルバムは数多くあり、この他にもハーブ・エリスの「サンキュー チャーリー・クリスチャン」やバーニー・ケッセルは存在自体がトリビュートですが「イージー・ライク」に「Salute to Christian」といった楽曲を入れるなど様々な形であります

その中でも、今回のアルバムは選曲もプレイも聞きやすく、ギターファンでなくともおすすめ出来ます

◎ベニー・グッドマンの曲をギターでやっているアルバムは無いの?

◎ケニー・バレルのギターは渋すぎて近づけない

◎チャーリー・クリスチャンに興味はあるけど、もっとモダンなのが聴きたい。

◎モダンから時代を遡ろうとしている

といった方にもオススメします



ア・ジェネレーション・アゴー・トゥデイ を注文する
その他、ケニー・バレルのアルバム
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Guitar Rarities Vol. 2 07

rarities2


続き、最終回です

21 Funny, Funny, Funny, What a Dime Can Do
22 You're Gonna Get My Letter in the Morning
23 No Moon at All Osborne

ラストを飾る3曲は、メアリー・オズボーンによる歌とギターの演奏です
これらは1947年に録音されたもので、他とはうって変わって陽気な内容となっています
歌とエレキソロはメアリー・オズボーンで、クリスチャンのようなグッとくる演奏を聴かせてくれます。リズムはHy White、少しマイナーな知名度ですがビッグバンドでも活躍する、心地よいヨツギリを奏でます

ここでブックレットの抜粋解説
メアリー・オズボーンは1921年ノースダコタで、音楽一家のもとに生まれました
彼女はまずウクレレに取りかかりギターに転向。チャーリー・クリスチャンの演奏を聞きエレキギターを持つようになりました
1940年までに、彼女はピッツバーグのラジオ放送局で働いており、一連のオーケストラで演奏した後、1年後にジョー・ヴェヌーティによ雇われました。メアリー・ルー・ウィリアムズ、コールマン・ホーキンス、有名なジャズマンと競演し、1945年にニューヨークシティーに定住しました
これらの楽曲はジャズというよりも、50’sポップスに近いかもしれません。ギターは少しだけですが、ファンはもっと聞きたくなるような素晴らしいソロです

ファンからすれば違うと言われる、かもしれませんがペギー・リーやジューン・クリスティがビッグバンドのフロントで歌っていたような雰囲気を、小編成で演奏しているような感じです

このアルバムはVo1に比べるとバラエティに富んだ内容になっていて、マニアックなギターファン以外にもオススメできる内容です。時系列でギターの歩みを知ることも可能です



抜粋翻訳はなかなか大変でした。この後しばらくは通常のレビューをしたいと思います

廃盤になりつつあるかもしれないこのアルバム、根気よく探してみてください


◎パイオニアジャズギター物が好きなのに、このアルバムは持っていない

◎四つ刻みのリズムギターが好きと言っているのに、このアルバムは持っていないモグリだ

◎アラン・リュースについて、もっと音源を求めている

◎ギターデュオの歴史に触れたい

◎ギターのマニアックな部分の深みにハマりたい

◎ジョン・カリって、トニー・ガットゥーソの義理の父ってほんまかいな!?


という方にオススメします


このアルバムを注文する

Guitar Rarities Vol. 2 06

rarities2


続きです
クレスとマクドノウのデュオについて解説しています

Yazooのパイオニアオブジャズギターにも入っている18 Stage Fright
そのデュオ曲の音楽性は素晴らしいと書いています
1933年のギター・カタログはクレスについて「Stage Frightから見てクレスが優れたアーティストであり、作曲家であることは明白だ。」とあります
クレスのベースメロディとマクドノウのメロディが調和されてスウィングデュオの金字塔といえる楽曲です。
中盤の哀愁の漂うメロディはジャズ・アコーディオン奏者ジョー・ムーニーによってカバーされ、ラジオの終了テーマに使われたとあります
パイオニアジャズもののアルバムでは比較的入っていることの多いこの曲ですが、アルバムコンセプトからすれば外せないといったところでしょうか

19 Swoon of a Goon 20 G Minor Spinこれらを録音した時、シカゴ出身のジョージ・バーンズは21歳。若くして、バーンズは成功を手にしました
ジミー・マクパートランドのバンド。ブルース歌手との録音。「プランテーション・パーティー」ラジオ・ショーでの演奏。NBCラジオ・スタッフミュージシャンとして
バーンズは参加したジミー・ヌーンのバンドの、サキソホン奏者とクラリネット奏者からのメロディのインスピレーションを引き出したとあります

19 Swoon of a Goon 
オクターブでのメロディユニゾンでユニークなデュオ
20 G Minor Spin
名前の通りマイナー調でのギターデュオ曲。2曲とも他とは違いエレキギターデュオです
これらはスウィング的な要素は少ないのですが、バーンズがアドリブとインプロヴィゼーションの間を行く、先進的な楽曲を生み出した、とあります
パートナーErine Varnerはさほど有名ではありません、これ以外にははTedFio Ritoオーケストラに所属していた。とあります

Stage Frightはジャズなどの域を超えてひとつの小作品ですね。バーンズのエレキデュオはエレキの特性を生かした作品だと思います。これを聞けばパイオニアジャズギターデュオの歴史を一気に駆け上った気がします
あとは最後、紅一点のメアリー・オズボーンの解説のみ
このアルバムを片手にしばしお待ちください


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プロフィール

Sassa1981

Author:Sassa1981
戦前、戦後ジャズギター愛好家です

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