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George Van Eps, Eddie Miller, and Stanley Wright


1. Back Home
2. It's Easy to Remember
3. Ain't Misbehavin'
4. Peg O' My Heart
5. Ol' Pidgeon Toed Joad
6. Once In A While
7. Love Is Just Around the Corner
8. Stars Fell on Alabama
9. I'm Gonna Stomp Mr. Henry Lee
10. I Wrote It For Jo
11. Tea For Two
12. Once In A While
13. Kay's Fantasy
14. I Wrote It For Jo
15. Stanley's Waltz
16. It's Easy to Remember
17. Ain't Misbehavin'
18. Peg O' My Heart
19. Love Is Just Around The Corner
20. Stars Fell On Alabama
21. Stars Fell On Alabama

これは超絶にスンバラシイアルバムです!!
感動しすぎて若干日本語が狂いましたが、それを納得してほしいほどの内容

今回初紹介するジョージ・バン・エプスはジャズ黎明期のジャズギタリストのパイオニアの1人で、7弦ジャズギタリストの第一人者で、バッキー・ピザレリはもちろんこの人に憧れていたという訳ですから、今のスウィングギターの開祖でもありますね
そのスタイルは、ヨツギリ、曲中でのコードソロ、ソロギターどれをとっても完璧です。
バン・エプスは元々ベニー・グッドマンのリズムギタリストで、彼の楽団出身のリズムギタリストはバン・エプス、アランリュース、フレディ・グリーン、スティーブ・ジョーダン、バッキー・ピザレリ、ウェイン・ライト、と僕がブログで紹介したヨツギリギタリストのほとんどがそうです、皆バン・エプスを尊敬していることと思います

晩年はソロギターに力を入れていたようで何枚かCD化されています、余談ですが僕が始めて手にしたジャズギターのCDはソロギターの名手、ジョー・パスの「ヴァーチュオーゾ#1」です。今聞くとジョー・パスの演奏には驚かされるばかりですが、スタンダード曲を全く知らない15歳くらいだった僕にはただの超絶技巧ギターアルバムでした、それはジョー・パスがテーマを匠みにフェイク(作り変える)ので、すごくとっつきにくかったのです、その10年ほど後にバン・エプスのソロギターを聴いた時には「こういう人を先に聴いていればよかったのに!」と、どうしようもない思いに駆られたことがあります。ジョー・パスも好きなのですが、以来僕はバップ奏者よりもスウィングスタイルのアーティストを求めるようになりました

ソロギターの他にはハワード・アルデンとの競演版も何枚かありもちろん悪くはないですがエレキギターでの演奏よりも、今回紹介するアルバムの方が僕は好きです

1曲目から9曲目はGeorge Van Eps、Eddie Millar、Stanley Wrightsman、のトリオで、ゆったりとしたテンポが多い選曲でありながらイージーリスニングというほど安直でもない落ち着いたジャズで、10から14まではバン・エプス中心のベース、ドラムトリオ。その他はアウトテイクです
前半の方がオススメです、バン・エプスのバッキングでのヨツギリ、ソロの時のコードワークなどは鳥肌もの!
ギターの音色はアコースティックにしてはサスティン(音の伸び)がありすぎる気がするので、もしかすると生音7、アンプ3くらいの割合でブレンドしているのかもしれないですが、聞こえてくる音は真にアコースティックです

1. Back Home はタイトル通りのイメージ郷愁を感じされるピアノからはじまる曲で、日本人の感覚に十分近いもの。イントロからStanley WrightsmanのピアノはもちろんEddie Millarのサックスも素晴らしい。バン・エプスはアルペジオのバッキングからソロギター風のソロをとります、これぞバン・エプス奏法といったものでメインテーマをストレスなく崩し、綺麗にまとめます
3. Ain't Misbehavin' は「浮気はやめた」の邦題でデキシーランドジャズなどでよく聴きます。ここでも短いですがバン・エプスのコードソロが光ります
6. Once In A While 後半からソロになりバンエプス奏法を堪能できる曲です
7. Love Is Just Around the Corner アルバムの中ではわりとアップテンポ、アコースティックのアーチトップギターでのヨツギリと、バンエプススタイルのソロが最高です
8. Stars Fell on Alabama このアルバムのメインとなる曲。ギタリストではこのブログでも紹介したFrank Vignolaや、ジョニー・スミスなども演奏していて「あなたと過ごした、あの夜のドラマが忘れられない」というバラードを、サックスのEddie Millarが甘いトーンで聞かせてくれます。耳を凝らすと聞こえてくるヨツギリ、ギターソロも気持ちいい
9. I'm Gonna Stomp Mr. Henry Lee ラストを飾るのはラグタイム風のピアノに、ヨツギリが心地いいゴキゲンナンバー。バン・エプスのヨツギリの真骨頂です。
後半の曲はアーリージャズギタリストのコンピや、Yazooレーベルの「Fun on the Frets」などで聞くことができますが、前半に比べるとすこし難解かもしれません、テクニック理論ともども超絶技巧なので一般受けはしないかもですが、バン・エプス奏法を知る上では貴重な録音です

バン・エプスのヨツギリ、バラードでの伴奏、コードソロなどこの一枚で十分に堪能できます
ヨツギリ好き、アコースティックスウィング好きをはじめ、ジャズギターを聴き始めて間もない方にもオススメです

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Live At The New School -The Complete Concert


Ruby Braff( Trumpet )
George Barnes ( Guitar )
Wayne Wright ( Rhythm Guitar )
Michael Moore ( Bass )

1. This Can't Be Love [#]
2. With Time for Love [#]
3. There Will Never Be Another You [#]
4. Solitude
5. Struttin' With Some Barbecue
6. On the Sunny Side of the Street
7. Thou Swell [#]
8. Body and Soul
9. Squeeze Me [#]
10. It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing)
11. Rockin' in Rhythm
12. Sugar
13. Liza (All the Clouds'll Roll Away) [#]
14. You're a Lucky Guy
15. Don't Blame Me [#]
16. Cheek to Cheek [#]
17. Mean to Me
18. Here, There and Everywhere [#]
19. Goose Pimples
20. No One Else But You [#]
[#]はCDボーナストラック

Ruby Braff( Trumpet )
George Barnes ( Guitar )
Wayne Wright ( Rhythm Guitar )
Michael Moore ( Bass )

このCDも素晴らしい、ブログではすっかりお馴染みのルビー・ブラフと、ジャズギタリストの大ベテラン、ジョージバーンズ、リズムに他でもあまり名を聞かないヨツギリ名手ウェイン・ライトの演奏と、ベースはマイケル・ムーアという豪華メンバーです

このCDを手にしたのはジョージ・バーンズの演奏が聞きたかったからで、その頃はウェイン・ライトの事は知らなかったのですがよくよく聴いてみるといい感じのリズムを刻んでいます
ウェイン・ライトはディアンジェリコのオリジナルギターを左利きで使うリズムギタリスト、おそらくこのアルバムではアンプを通さずに生音で弾いていて、ヨツギリとたまに入るアクセントがカッコイイです
他の参加作ではベニー・グッドマンやバディ・リッチのアルバムのものがあるようですが、僕が偶然にも手に入れたLPにマーティ・グロスとのデュオ「LET YOUR FINGERS DO THE WALKING」というマニア垂涎ものの作品があります。すこし紹介すると2人ともアンプを通さないギターでオリジナルや、ディック・マクドノウとカール・クレスのデュオ作品をカバーしていて、こちらはヨツギリ、アーリジャズが好きな方ならば一度聴いてみる価値はあるでしょう

話は戻り、このアルバムについてですがライブ演奏でテーマをルビー・ブラフのトランペットとジョージ・バーンズの2人が交互にとりソロも2人がとる、といった形。ブラフのトランペットについてはスウィングスタイルといった感じで、バーンズの方はビバップのような雰囲気はまるでない、すごくストレートなソロをとります

このアルバムはレコードとCDではずいぶんと曲目が違うらしく、レコードから比べると曲数は倍の20曲
CDでボーナスとされている部分を排除してみると、なるほどレコードではこのライブのベストテイクを集めたという感じになっています
4. Solitudeはスローバラードで、マイケルムーアの弓での伴奏に始まり、綺麗なメロディがきもちいい
5. Struttin' With Some Barbecueはアップテンポのスウィング、ユニゾンでのトランペットとギターのテーマもかっこよく、ウェイン・ライトのヨツギリも軽快です
6. On the Sunny Side of the Street はいわずと知れたスタンダードですがバウンス気味なリズムで、それでいて能天気すぎない雰囲気
8. Body and Soul はフロント2人の見せどころ、美しいテーマを渋くきめてくれます。10. It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing) はスウィングには欠かせない名曲で、LP、CD版でも1番の聞かせどころです
その他、CDにしか入っていない16. Cheek to Cheek [#]やビートルズの18. Here, There and Everywhere [#] なんかもカッコイイ演奏です

前回のバッキー・ピザレリのCDでもそうですが、CDになったときにアウトテイクを入れるというのは安直な感じがしますね
曲が多くてもそこまで盛り上げにかける曲ももちろんあるので、このCDだと曲が多すぎて長丁場な感じ。資料的価値で客を釣るよりもアルバムとして統一感を持たせて何回でも聴きたくなるようにプロデュースしてもらいたいと思います
そのあたり多少の難はあっても、ブラフとバーンズの素晴らしい演奏が聴けるCDはこれくらいなので、曲目を絞ればすばらしいアルバムであることは間違いありません

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Green Guitar Blues / The Cafe Pierre Trio


1Tangerine
2What are you doing the rest of your life
3Breakfast at tiffany's/dreamesville
4Bizarre
5The summer knows
6Green guitar blues
7I don't know how to love him
8Satin doll
9Cry me a river/girl talk
10Adelita/prelude no. 4
11Chicken a la swing
12Goodbye

13Cherokee
14Invitation
15Do Nothin' Till You Hear From Me
16Isn't It Romantic? - Penthouse Serenade - East Of The Sun - What Is There To Say
17Nola
18Blues Chromatique
19(Back Home In) Indiana
20Isfahan
21My Ship

このCDは最近よくあるレコード2枚を1枚のCDにして売ってしまおうという、レコードが手に入りにくい昨今にとってはありがたい、しかし考えようによればアルバムのプロデュースを無視したジャンクCDに感じてしまうかも
まぁそこを考えないとすれば初期のバッキーピザレリを堪能できる、ええ感じのCDです
前半はGreen Guitar Bluesという、グレッチ7弦ギターでのソロギタースタイルにベース、ドラムが入る編成、プラスバッキーの娘とのデュオ
後半はThe Cafe Pierre Trioというピアノ、ベースの入ったトリオでの演奏

Green Guitar Bluesはその名のとおりグリーンのギターを使用しているらしく、アルバムジャケットには若かりし頃の男前バッキーがグレッチ社の七弦ギターを抱えています。このギターは7弦ジャズギターのパイオニア、ジョージ・バン・エプスの使用ギターでもあり、バン・エプスの演奏に感動したバッキーがすぐにニューヨーク中を駆け回り手にしたという逸話のあるものです
音色はギブソンのような芯を残しつつ丸いトーンとは少し異なりますが、現行のグレッチギターからは想像のつかないほど丸くて深みのあるトーン、どうやったらこんな音が出せるのでしょうか?僕も現行のグレッチを持っているのですが、まったくの別物。アンプもスピーカーも録音機材もペラペラの、ロックンロールの様な音は出ますが…。

余談ですがYouTubeではSoprano Summitというイベントでこのギターを使用するバッキーの映像が見れます(2008年2月現在)
そのバッキーのヨツギリ、ソロなども音色、テクニックとも最高にカッコいいです!気になる方は是非チェックしてください

1Tangerineから7弦目の低いベース音を駆使し、1人での演奏とは思わせないソロギターを展開
4Bizarreはクラシックギターでのオリジナルナンバー。この曲はバッキーの教則でもよく見かけます
表題曲6Green guitar bluesはこれぞギタートリオといった演奏、クォーターチョーキングを多用したテーマに、それではフィンガーピッキングでのコードソロをバリバリ弾いています
7I don't know how to love himはソロで7弦の深みのあるベースを絡め、バッキー独特の世界を醸しだしています
8Satin dollはまたもやトリオ演奏で、こちらはコードメロディを全面に出す演奏。11Chicken a la swingはバッキーの娘Maryとのデュオで、ディック・マクドノウとカール・クレスのデュオ作品をカバーしています
ラストを飾るのは12Goodbye。ベニー・グッドマンの演奏で有名なこの曲は寂しさをイメージで始まり、後半は綺麗なメロディーで締めくくります
ほんとにグレッチで弾いたのかと疑いたくなるほど綺麗なトーンです
バッキーやジョージ・バン・エプスのような、グレッチでジャズをやる(憧れる)僕のような人にはオススメです

さて後半のThe Cafe Pierre Trioですがこちらは落ち着いたギタートリオ演奏で、Green Guitar Bluesからも年月が離れているらしくギターもグレッチではなくベネディットの7弦ギターで弾いているようです
しょっぱなの13Cherokeeから軽快なスウィングで、ピアノがソロをとっている間、伝家の宝刀バッキーのヨツギリが登場します、バッキーのようなスウィングギタリストには珍しく感じてしまうスタンダード14Invitationや、最近の録音にも入っている15Do Nothin' Till You Hear From Me、その後は曲のつながりがスムーズなメドレー16Isn't It Romantic? - Penthouse Serenade - East Of The Sun - What Is There To Sayに続きます。この辺りはバッキーの心地よいヨツギリを聞く事ができます
19(Back Home In) Indianaでは、イントロに続くテーマに入るとDona Leeに変わるという変則技。と言ってもこのBack Home In IndianaとDona Leeは同じコード進行で、インディアナとみせかけてドナ・リーという洒落を演じた感じなんでしょうね
ラストは20Isfahan、21My Shipとバラードで締めます

バッキーのファンという方ならともかく、これらのアルバムが1つずつだと地味ーな印象はぬぐいきれません
かといって2つくっついたから2倍楽しめる!というわけでもないので、このアルバム自体地味な印象が残ります
最近はパソコンなどに入れると曲目が分かれるので、2つのアルバムを分けて別で聞くことをオススメします

地味なアルバムの印象ですが、バッキーのソロ作品とトリオ。グレッチとベネデットを聞き比べできる格好のアルバムというものに違いはありません

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Mr. Rhythm / Freddie Green


1. Up in the Blues
2. Down for the Double
3. Back and Forth
4. Free and Easy
5. Learnin' the Blues
6. Feed Bag
7. Something's Got to Give
8. Easy Does It
9. Little Red
10. Swinging Back
11. Date With Ray
12. When You Wish Upon a Star

これはヨツギリギターの金字塔とも言うべきもので、生涯ジャズバンドでヨツギリを刻み続けたという、フレディ・グリーンの唯一のリーダーアルバム
リーダーアルバムということは、普段はリズム役だけどもこれはシングルリフでソロ取りまくり!…なんてことは全くなく一貫してリズムを刻んでいます

フレディ・グリーンのメインの活動は有名なカウント・ベイシー楽団のビッグバンドのリズムセクションで、そのアルバムからもヨツギリを聞く事はできるのですが、このアルバムでは少人数編成なのでギターが周りの音に埋もれる事はなく、思う存分ヨツギリを楽しめます

ヨツギリの代名詞とも言えるフレディー・グリーンの使用ギターはグレッチの時代もあったそうですが、ストロンバーグというギターの19インチモデルを使用していたことで有名です。19インチというと想像もつかない大きさで、普通サイズのピックギターで16インチ。少し大きくて17インチ、ギブソンの超大型ギターSuper400で18インチ、それに対抗したエピフォンのエンペラーで18.5インチ。その上を行きますからね!!
そのギターにすごく太い弦を張り、音量を上げるためにものすごく弦高を上げていたそうで、一部の資料では弦と指盤のあいだに指が入るほどだったそうです(一般的には数ミリ程度)
バンドから絶大な信頼を受けていたらしく、ドラマーがテンポを走らないようにステージにドラマーをつつくための棒があったとの逸話もあります!

そんなフレディのリーダーアルバム、終始ゴキゲンです
前半から軽快なスウィングでファースト~ミドルテンポで楽しい雰囲気の演奏満載で、最後は誰もが知っている「星に願いを」をしっとりと聞かせてくれます

ヨツギリやフレディ・グリーンは興味あるけど、まだあまり聞いた事がない!という人にはオススメのアルバムです

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プロフィール

Sassa1981

Author:Sassa1981
戦前、戦後ジャズギター愛好家です

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