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Vintage 1981/Stephane Grappelli Martin Taylor(gt)


1. Blue Moon
2. It's Only a Paper Moon 3. Jamie
4. I'm Coming Virginia
5. I Can't Get Started
6. Do You Know What It Means to Miss New Orleans?
7. But Not for Me
8. If I Had You
9. Isn't She Lovely
10. Swing '42 [#]
11. Honeysuckle Rose [#]
[#]はBonous Track

順調に更新しています
今回は初グラッペリアルバムです。
このブログがどんどんコアな所に入っていくので皆さんご存知でしょうが、ひととおり説明しておくとグラッペリはジャズバイオリニストの大御所
1908年生まれ、ジャズギタリストのジャンゴラインハルトと「クインテット・オブ・ザ・ホット・クラブ・オブ・フランス」を組んでいたことで有名
1997年に亡くなるまでバイオリンを弾き続けたというスーパーミュージシャンです。

そのグラッペリバンドにマーチン・テイラーがいたときのアルバムで、もう一人はMike Gari。他のアルバムでは見ない名前なのでどういう人かは分かりませんがシンプルでいい感じのソロもとる人です。

このアルバムで珍しいのは、マーチンが四つ切りをしているという所!
ベースのJack Sewingはグラッペリライブの映像等でよく見ます。この人のベースもいいですね!やさしいスウィングでバンドをつつみ込むようなイメージです

もちろんグラッペリのバイオリンも歌いまくっています!
スタンダードの1. Blue Moon 2. It's Only a Paper Moon からこのバンドの気持ちよさがみなぎっていて、マーチンの四つ切りもザクザクいってます!
ギターソロを二人ともとりますが、Mike Gariのソロがまた難しいことをしなくて気持ちいい。マーチンと聞き比べると二人とも似たところがありますが、マーチンのほうがアタックが強いのと音数が多いですね
3. Jamie はマーチンのオリジナル、スムースジャズ風の曲でエレキピアノFender Roseを弾いてるのはグラッペリ。落ち着いた雰囲気でギターとエレピのデュオ
グラッペリのピアノはこの曲ではバイオリンを弾くときと違い、裏方に専念してフロントを支えるというもの。愛弟子の成長を見守るグラッペリの内側が少し見えた気がします
4. I'm Coming Virginiaは、ここではミディアムファーストで演奏されているスタンダード、ここから四つ切りとコンピングはギタリストが交代します。
この曲はマーチンテイラーのソロが大きくフィーチャーされていて聞き所満載。
これぞグラッペリバンド!といいった風にスウィングしています
5. I Can't Get Started (日本題 言い出しかねて)もスタンダード曲。
グラッペリはエレキバイオリンで録音していて、ここでもマーチンのギターとバイオリンのデュオ。テーマをとるグラッペリはもちろんですが、マーチンの綺麗なフィンガーピッキングも心地いい
6. Do You Know What It Means to Miss New Orleans? も古めのスタンダードで、僕は大好きな曲です。
ここではマーチンがフィンガースタイルでのバッキング、Mike Gariが四つ切りしていますがマイクの四つ切りはそれほどよくはありません。シャリシャリしていてアコースティックギターの鳴りをあまり出していない音色です。
演奏自体はミディアムテンポで、マーチンのギターソロもいい感じ
7. But Not for Meはファーストテンポのスウィングで、マーチンのソロやグラッペリの掛け合いなどすべてにおいてスウィングしまくりで、このアルバムさでの最高潮をむかえます!! 
8. If I Had Youもスタンダード。マーチン抜きでイントロからマイクのギターが大きくフィーチャーされています。四つ切りはあまりですがこの人のギター、僕は好きですね!他のアルバムを探していますが見つかりません
9. Isn't She Lovely はスティービーワンダーのポップ曲ですが、もはやジャズスタンダード化してますね。
ジャンゴが生きていれば、演奏したかは分かりませんがグラッペリバンドがやればしっかりスウィング曲になります。(まぁメロディーがポップなのでポップには聞こえますが…)
10.Swing '42はリズムチェンジ曲で軽快なスウィング。
ボーナストラックというのにはもったいないくらいグラッペリのバイオリンが歌います、マーチンのギターソロもカッコよく、Jack Sewingのベースも最高にスウィングしています。
11. Honeysuckle Roseはスウィングのスタンダードで誰もが演奏しています。
もはやこの曲では定番化したアレンジ、前半はマーチンのフィンガーギターとバイオリンでミディアムスローでの複線を弾き、他のメンバーでファーストテンポにいきます。ここで面白いのはマーチンとMike Gariのバッキングが交差するところ。
ソロをMike Gariがとっているときはマーチンが四つ切りして、その後マーチンがテーマを弾くときにはマイクが四つ切りになります。
録音次第ではなんてことはないものですがアレンジとしては面白い。

、とグラッペリを始めに紹介しながらギタリストの事しか言っていませんでしたが、もちろんグラッペリはテーマもソロも完璧にスウィングして「グラッペリと一緒に演奏するとギタリストは体が勝手にスウィングしてしまうんだろうな!」と思うほどです

僕の誕生年も、アルバム名も「1981」
運命を感じようとも、そうでなくても出会ったら名盤だと思う事に違いはありません

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Buenos-Aires - Paris 1928-1943 /Oscar Aleman


1. Nandando en Mar de Rosas
2. Cumparsita
3. En un Pueblecito Espanol(In a Little Spanish Town)
4. Pagina Gris
5. Fox-Musette, No. 301
6. Cucaracha
7. Chula la Manana
8. Muchachita Tropical
9. Joe Louis Stomp
10. China Boy
11. Valse de Minuit (Noche de Ronda)
12. Joseph, Joseph
13. Dear Old Southland
14. In the Mood
15. Man of Mine
16. Besame Mucho
17. Temptation
18. Tico Tico No Fuba

このアルバムには感動しました!
オスカー・アレマンという名前だけは知っていましたが「ジャンゴスタイルの一人」くらいにしか思っていなくて特に興味を持っていなかったところ「オスカー・アレマンいいですよ!」という声を聞いて早速聞いてみると

良かったです!僕はあさはかでした、ジャンゴスタイルどころかジャンゴと同年期にフランスで活動したギタリストで、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれということもあってラテンの匂いがするギターソロに、心地よい四つ切りバッキングです。

このアルバムは1928-1943に活動したさまざまなバンドのベスト版。
ラテンありスウィングありミュゼッとありのこの一枚を聞いて、すぐ好きになりました。

1. Nandando en Mar de Rosas 2. Cumparsita 3. En un Pueblecito Espanol(In a Little Spanish Town)はリードにスティールギターを持ってきた曲で、1 2はアレマンがバッキング。3はリードを取っています。スティール独特の哀愁を帯びた音はグッとくるものがあります。2. Cumparsitaは誰もが聞いたこともあるアルゼンチンタンゴの名曲ですね。

4. Pagina Grisはバイオリンをフィーチャーした曲で、ジャンゴとグラッペリというよりジョー・ベヌーティとエディ・ラングのような演奏。アレマンのバッキングはジャンゴともエディ・ラングとも違う彼独特の光を持っています。

5. Fox-Musette, No. 301はミュゼットと題がついていますが、普通ミュゼットによくある三拍子ではなくスウィングバリバリの4ビート。アコーディオンがメロディをとる楽しい雰囲気のスウィング曲。

6. Cucaracha 7. Chula la Manana 8. Muchachita Tropicalはの三曲は歌もの。
ラ・クラカチャはメキシコ民謡でみんな一度は聴いたことがあると思います
イントロやオブリに入るアレマンのメロディは哀愁漂うもので絶品です。

9. Joe Louis Stompはこれぞスウィングといったトランペットとテナーサックスが入ったリズムチェンジ曲。

10. China Boyはジャンゴフォロワーもよく演奏する曲で、アレマンの四つ切りが気持ちいい。ソロもジャンゴと近いながらも独自のスタイルをもつカッコイイもの。

11. Valse de Minuit (Noche de Ronda)は楽しげなミュゼット曲
アコーディオンとクラリネットがヨーロッパの国へ誘ってくれる雰囲気です
アレマンのソロもややこしいことはしないものの、的確なピッキングでメロディをなぞります。

12. Joseph, Josephは哀愁漂うトラディッショナル曲でファーストスウィングにアコーディオン、クラリネット、ベースソロに続きアレマンのカッコイイソロが入ります、四つ切りバッキングも心地よい。

13. Dear Old Southlandはスタンダード曲でここでは男性のボーカルが入ったもので後半にアレマンのナイスなソロが大きくフィーチャーされています。

14. In the Moodは誰もが聞いたことのあるグレンミラーオーケストラで、超有名なスウィング曲、アレマンの盛り上げているセリフやおなじみのテーマを楽器隊のコーラスが入っているご機嫌なナンバー。
僕はこの曲がもともと大好きだったのですが小編成ではあまり聞いたことがなかったので、それをコーラスでカバーしてやりきったアレマンのセンスに感服しました!

15. Man of Mineは全面的にアレマンのソロが聴ける曲で、バイオリンのオブリとサイドギターのバッキングの表で弾きまくっています。

16. Besame Mucho説明不要のラテンの名曲。
ここではアレマンのボーカルも聴くことができ、多才ぶりを見せ付けられます。
ギターももちろんかっこいいのですが、コーラスが「ムーチョムーチョムーチョ」と歌ってるところがオモロイかんじに仕上がっています。

17. Temptationも全面的にアレマンのギターが堪能できます

18. Tico Tico No Fubaはやはりラテン系といえばこれ!!という感じなんでしょうか!楽しくティコティコでしめくくります
アレマンのソロはさらっと楽しげなメロディーを弾くと思えば次の瞬間、超高速ピッキングを見せつけるというアレマンギターのスーパーテクが存分に楽しめる曲。

このアルバムはさすがにベスト版だけあって厳選されています!
アレマンはアメリカのラング・ベヌーティでもなく、フランスのジャンゴ・グラッペリでもない、アルゼンチン出身独自のアイデンティーを勝ち取った最高のギタリストの一人ですね!

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Years Apart/Martin Taylor


1 Sweet Sue Just You
2 Going Home Again
3 Undecided
4 Musette For A Magpie
5 I Can't Give You Anything But Love
6 Czardas
7 Hi Lily, Hi Lo
8 Dinah
9 Years Apart
10 Chicago
11 Gypsy
12 Manoir De Mes Reves

さて、やっとレビューを再開したところで僕はこのCDを見つけるために生まれてきたといってもおかしくないほどの名盤を紹介しましょう。
このアルバムとの出会いとマーチン・テイラーの経歴の発見は僕にとって衝撃でした。
元々僕はジャンゴ・ラインハルトのジプシージャズが好きで「こういうスタイルは古いから、現代でやる人おらんのやろなぁ」と思い。それをサウンドトラックもしくはイージーリスニングとして聴いていました、当時ギターものなら何でも聴く!といった貪欲な学生で、マーチン・テイラーもソロギターの超絶ギタリストとして認識し,、ソロの教則ビデオも何本か持っていて、その時から「このギタリストの演奏は綺麗だな~」と一目置いていました。

そしてこのブログでは紹介しませんがマーチン・テイラーの「Stepping Stones」というアルバムをなんとなく持っていて、それはソロスタイルの他にジプシージャズのバンドも入っていました。
その時僕はジプシースタイルというのは知らなくて「このスウィングしてる曲ええなぁ~、こんな風にギターが弾けたら、もしくはこんな曲ばっかりやってるCDないかな?」(曲はSweet Sue)と思って、その曲が入っているCDを買いました。

そしたら…

「これこそ!!」といった内容、しかもベスト版では気づきませんでしたが、このアルバムのバイオリニストって「ステファン・グラッペリやん!!」
ということはこれはマーチン・テイラーがジプシースタイルで弾いてるアルバムか!
もう説明不要ですが、ステファン・グラッペリとは先に述べた「ジャンゴ」とタッグを組んでいた大ベテラン。その後すぐにマーチン・テイラーは若い頃から10年ほどグラッペリバンドにいたということで、自分の好きなスタイルがこんなところで繋がるなんて!!と思いました。ということで僕はマーチン・テイラーびいきです。

このアルバムの名義はSpirit of Djangoジャンゴの精神を受け継ぎ、現代に蘇らさせるということなんでしょうか、まさに僕の求める音楽です。
1 Sweet Sue Just You僕がこういうスタイル好きなんだなと気づかされた曲、古いスタンダードでファーストテンポでのマーチンのソロがカッコイイ、もちろんグラッペリの演奏も最高で、80代の人間とは思えないスウィングぶりです。

2 Going Home Again
3 Undecidedの2曲は歌もので特筆すべきはUndecided。マーチン・テイラーは1930年代に録音されたジャンゴのUndecidedのイントロのソロをそのままコピーして演奏していて、そのまま同じことをやってもマーチンのフレージングは最高です。ジャンゴに勝るとも劣りません。
これはグラッペリからすれば同じシチェーションで約50年ぶりに演奏ということになります。グラッペリの演奏は歳を追うごとに良いと言われますがまさにそのとおりだと思いましたね。
この同じシチュエーションというところがアルバム名「Years Apart」にちなんだ演奏と言えます。

4 Musette For A Magpieはマーチンのオリジナルでミュゼット曲。
マイナーな雰囲気で、アコーディオンの演奏も冴えています

5 I Can't Give You Anything But Loveは日本題「捧げるは愛のみ」ジプシーギタリストも好んで演奏するスタンダード。2コーラスごとに転調を繰り返しし、カラフルなアレンジ。

6 Czardasはジプシーのスタンダード、ジャズというよりは泥臭いイメージで、マーチンの熱いギターソロが聴けます。

8 Dinahもジプシーギタリストが好みます、アコースティックギターで超絶テクをさらっとマーチンは弾きます、ミディアムファーストくらいの軽快なスウィング。

9 Years Apartは歌もので、このアルバムに意味合いをもたす曲。かもしれませんが歌詞がないのでわかりません(また調べます)

10 Chicagoはフランク・シナトラも歌っているスタンンダード。ファーストテンポのスウィングに、ギター、バイオリン、アコーディオンがシンクロします。

11 Gypsyも歌ものでよくやられるスタンダード、綺麗なメロディをミディアムテンポで演奏しています。

最後を締めくくるのは12 Manoir De Mes Reves。日本題「ジャンゴキャッスル」これは最高です
アコーディオンとのデュオで、メロディーを崩したマーチンの演奏が哀愁を帯び、たまらなく良いです!

思い出をついでに語るとついつい長くなってしまいましたが、CDを三枚だけ無人島に持っていくなら?見たいな事をきかれたらまず入る名盤ですね。

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プロフィール

Sassa1981

Author:Sassa1981
戦前、戦後ジャズギター愛好家です

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