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Last Train to Hauteville

last_train

1. Last Train to Hauteville
2. Rue de Dinan
3. Le Jardin Anglais
4. Double Scotch
5. La Mer
6. Madame Haricot
7. Roberta
8. Mirette
9. La Javanaise
10. Le Touch
11. J'Attendrai
12. Monsieur Jacques
13. La Belle Dundee

2011年もあと半分になりました
今後はこちらから更新していきますので、ブックマークなどの変更をお願いします
相互リンクしていただいている方には、引越しが完了した際には、こちらから連絡させていただきます
去年は更新がまばらで後悔の念が残ります、今年もいろいろと隠れ名盤を紹介していきたいですね

さて、ひさびさのアルバム紹介はマーチン・テイラーのLast Train to Hauteville
ダウンロード販売などをメインとしたのか、ジャケットはわりとラフな作り
しかし、内容はなかなかのものです。ジャンゴ・ラインハルトの曲をバンドで録音した「マーチン・テイラー、スピリットオブジャンゴ」シリーズの最新アルバムで
ジャンゴがグラッペリと演奏した曲と、オリジナル曲で構成されています
使用ギターはMIKE VANDEN 15インチで、ピックアップを使用して演奏しています
以前のスピリットオブジャンゴではYAMAHAのエレアコを使用して、泥臭い雰囲気も出ていましたが、今回はフレンチポップをイメージしたのでしょうか、都会寄りのシャレた雰囲気が出ています

1曲目のLast Train to Hautevilleイントロからブレイクでギター、クラリネットとアコーディオンのアンサンブル、ハイテンションなマイナー曲でモダンよりのマヌーシュジャズという言葉がぴったりです
2. Rue de Dinanマヌーシュ系というよりマーチンテイラーのオリジナルをこのバンドでアレンジしたイメージ、さわやかなボサです
3. Le Jardin Anglais4. Double Scotchアコーディオンを大きくフィーチャーしたジャズワルツ、Double ScotchはマーチンテイラーがDIDIER LOCKWOODとMARCEL AZZOLA
のアルバムに参加した際のオリジナル曲、そのアルバムは格調が高すぎて眠気を誘いましたが今回のバージョンはジャズのライブ感が漂い、飽きさせません。
5. La Merは音楽好きには馴染みのある、シャンソンのスタンダード、シャルル・トレネの名曲ですね、「海」という意味でいろんな所でカバーされていますが、ここ最近の映画で言うと、コメディ映画「Mrビーン カンヌで大迷惑!?」のラストでスタッフ全員で歌いだすシーンなんかにも使われています
6. Madame Haricotはハニーサックルローズを変化させたようなミドルテンポのスウィング、ミドルテンポのマーチンテイラーのギターソロは若いころと比べて円熟した巧さがあります、若いころは高速リフで叩きつけるイメージでしたが、最近ではとことんメロディアスで、さらっと高速フレーズが添えてあるのもスリルがありバランスが良いです
7. Robertaマンドリンが入ってくる、地中海をイメージさせる曲や8. Miretteフレンチボサ系の曲、9. La Javanaise ジェーンバーキンなどで有名な曲と続き
11. J'Attendraiはグラッペリやジャンゴファンなら一度は見たことはある思います、グラッペリとジャンゴ、その他バンドメンバーが部屋でタバコを吸ったり、トランプをしている所にジャンゴがいきなり演奏を始め、グラッペリがその演奏にあわせていく…というあれです。
今回はAlison Burnsのボーカル入りでオシャレなアレンジになっています
12. Monsieur Jacquesはこのアルバム一番のスリリングな曲。ムッシュ・ジャックとは誰なのか分かりませんが、高速スウィングとアヴァンギャルドなアレンジのイメージに合致する人物なんだと思います
13. La Belle Dundeeはミドルのボサ曲。ラストに相応しい落ち着いた曲です

◎フランスっぽいジャズのアルバムを探していた

◎アコーディオンとクラリネットとギターの入っているアルバムが聞きたい

◎ラ・メールってどんな曲だったっけ?

という人にオススメします

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その他マーチンテイラーのアルバム
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I'm Beginning to See the Light


1. I'm Beginning to See the Light
2. Autumn Leaves
3. Do You Know What It Means to Miss New Orleans?
4. East of the Sun
5. Autumn in New York
6. Makin' Whoopee
7. Lover Man
8. Exactly Like You
9. Willow Weep for Me
10. Foggy Day
11. Cheek to Cheek
12. Bewitched, Bothered and Bewildered

まぁこれほど何度も聞いたCDはありません

このアルバムは今のようにAmazonでCDを買うのが当たり前ではなかった学生時代に、Martin TaylorのCDを捜して、タワーレコードやHMVをまわったとき見つけたものです

そのときは、David Grismanの存在をまったく知らなかったのですが、ブルーグラス出身のマンドリン奏者で、ブルーグラスにジャズ、ジプシー音楽、ラテンなどを組み込んだDAWGというジャンルをつくり上げ、その方面ではカリスマな存在です
このCDでグリスマンをはじめて知ったわけですが、これ以外にもMartin Taylorとの競演版「Tone Poems2」、「Acoustic Christmas」や、Frank Vignolaとの競演、Stephane Grappelliとの競演など、スウィングミュージシャンとも多数競演しています

CDを買った当時は今のようにiPodなどは流行していなくCDウォークマンを利用していて、今あるiPodなどと比べるとゴツゴツしていましたが「CDを買ったその場で聞けるという利点に勝るものはない」の理由で使っていました、今でもCDウォークマン派の友人はそう言いますね、僕はiPod派になっちゃいましたが
それはともかく、街を歩きながらそのウォークマンで再生してすぐ、「これはいいCDだー!!」と思いました
表題どおり、「私は希望の光をみつけた!」とポジティブになれる内容
アコースティック楽器だけで演奏されたその暖かい音色、名スタンダードのメロディの美しさ、など心に染み渡ります
ここでのマーチンテイラーはギブソンL-5のビンテージを使用していて、全編を通して明るくブライトなトーンの演奏です、たまに入る四つ切りやオブリガード、ギターソロも他のCDのように渋いモダンジャズギターのような響きがしないので新鮮です

僕はこのアルバムに「休日に集まった男たちが、自分たちの好きなジャズを暖炉のそばで演奏している」というイメージを感じました、メンバーは数え切れない歴戦を越えてきたベテランたちですが、演奏後にリラックスしたメンバー同士のやりとりなどを聞くと、好きもの同士が「いまの良かったね」などと言いながらにこやかに演奏していたんじゃないかと想像できます
演奏されるスタンダードは説明不要の名曲たちです、初めて知った人もこれから馴染みになっていくでしょう
ボーナストラックには、If I Had Youが入っていてマーチンのマンドリンも聞けるというオマケつき


◎ジャズギターは好きでもジョー・パスやバーニー・ケッセルなどのエレキギターを使う、渋すぎるギターに違和感がある

◎ジャンゴは好きだけどジャンゴフォロワーはそんなに…

◎ギブソンL-5のビンテージサウンドに浸透したい

◎明るいジャズが聞きたい(ギターで)

◎アコースティックのモダンジャズが聞きたい

◎バンド演奏でのマーチン・テイラーが聞きたい

◎デビッド・グリスマンのジャズアルバムが聞きたい

◎希望の光をみつけたい

以上にひとつでも該当するならば是非とも聞いてください
オススメです!!


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Portraits / Martin Taylor


1. Shiny Stockings
2. Like Someone in Love
3. Sweet Lorraine
4. I Got Rhythm
5. Why Did I Choose You?
6. My Funny Valentine
7. Do You Know What It Means to Miss New Orleans?
8. I Remember Clifford
9. Ol' Man River
10. Here, There and Everywhere
11. In a Mellow Tone
12. My One and Only Love
13. Kiko
14. Very Early

ベネデット、Benedetto、もしくはベネディットのギターが話題沸騰ですね。
やはり世界ウルルン滞在記で山本耕史さんがベネデットの工房に訪ねるという番組が放送されたからでしょう
僕はベネデットを試奏したことはないのですが、その弟子にあたるバスカリーノのギターなら試奏しました
値段も200万くらいしたと思います、そのギターはすごく弾きやすくフローティングピックアップなので生音の鳴りも良い上、
アンプを通した音もすごくバランスが良かったです。
おそらくですが、ベネデットも良いものだと思われます、フランクビニョーラが使っているようなマンハッタンというタイプのギターでした

そんなベネデット人気の間にマーチン・テイラーがベネデットのギターを持っているジャケットの紹介もしておきましょう
この頃のマーチン・テイラーはYAMAHAとエンドース契約を結んでおり録音ではYAMAHAのアーチトップギターを使用しているようです、
というわけでここから先は実質ベネデットとは関係なくなってきますが、マーチン・テイラーがベネデットを弾きたくても弾けないジレンマと共にレビューしたいと思います(嘘)
ここで説明を加えておくとマーチンの使うYAMAHAのAEXというギターはステレオギターと呼ばれ、低音弦部分と高音弦部分をそれぞれ別のチャンネルで出力する事が出来、ブリッジにはピエゾが内臓されているという使用。生音は抑えられており、エレクトリックとして使うならば十分なソロギタリストのライブには向いている機種ですね

このアルバムの一番のポイントは「ミスタギター」チェット・アトキンスとのデュオが入っている事です!!
マーチン・テイラーには他に「Artistry」「Tribute to Art Tatum」「Solo」などもありますが、僕はこのCDが雰囲気がよくて好きなアルバムです
チェット・アトキンスは今の中高生にはなじみがあまり無いかと思いますが、カントリーフィンガーピッキングを駆使し、カントリーからジャズから映画音楽からギター1本でこなしてしまうスーパーギタリストです、現代のジャズソロギタリスト最高峰と言われるマーチン・テイラーと競演して悪いものが生まれるはずはありません。録音では2人の会話なども入っており、実にリラックスした演奏です
チェット・アトキンスのアルバムにはこういった雰囲気のアルバムが多く、少し紹介するとこちらもフィンガピッキングの大御所マール・トラヴィスとの競演盤「The Atkins-Travis Travelling Show」ではアコースティックギターで2人の個性を聞き比べできます
もう一つはこのブログでも紹介したギター界の生きる伝説、レス・ポールさんとの競演で「Chester & Lester/Guitar Monsters」というレコード2枚を1つにしたものがあります、こちらも演奏前や後にジョークなど飛ばしあう軽い雰囲気があります

1. Shiny Stockingsから、マーチンのソロが飛び出します。カウントベイシーでおなじみのこの名曲をファーストテンポで演奏しています
2. Like Someone in Loveはスタンダードのバラード、この2曲で完全に素晴らしいマーチンのソロワールドに惹きこまれます
3. Sweet Lorraineナットキングコールなどでも有名な名曲、ここでチェットとのデュオです。ゆったりとしたテンポでマーチンのウォーキングベースを交えたバッキングに、チェットのカントリー風のリフを交えたメロディーが入ります。
4. I Got Rhythm、これはマーチンの教則ビデオや、ライブでもよく行われる曲です。
高速のウォーキングベースに伴奏のギターとメロディーを1人でやってしまう、まさに達人芸!

5. Why Did I Choose You?はソロでバラード曲。
6. My Funny Valentineは多重録音でバッキングとメロディーを別に録っています。
このMy Funny Valentineはボサノバのリズムでやっており、マーチンは「この曲はあまりボサノバでやられないが、リズムを変える事で新しいものが生まれた」みたいなことをインタビューでいました
7. Do You Know What It Means to Miss New Orleans?はグラッペリやデキシーの方々が好むスタンダード
この曲もチェットとのデュオでSweet Lorraine同様、最高に気持ちのいい雰囲気
8. I Remember Cliffordは自動車事故で25歳の若さでこの世を去ったクリフォード・ブラウンにベニー・ゴルソンが作曲しリー・モーガンの演奏で有名なバラード。僕はクリフォード・ブラウンの演奏も顔もまともに分かっていないジャズ聞き始めの頃でも、クリフォード・ブラウンのことを思い出せそうなくらい最高のバラードだと思いました。その名曲をマーチンが美しいアレンジで聴かせてくれます。
9. Ol' Man Riverはアメリカの古い古いスタンダード。この曲をマーチンはソロでI Got Rhythmとひけをとらないスピードとテクニックで演奏します
10. Here, There and Everywhereはビートルズの名曲、チェットとのデュオでここでマーチンはガットギターを使い、より哀愁感を出しています
11. In a Mellow Toneはデュークエリントンのスタンダードをギターソロで、軽快なファーストのスウィングです
12. My One and Only Loveも有名なバラードのスタンダード。重厚なイメージなイントロから、多重録音でメロディをガットギターで弾いてます。
これは素晴らしいのひと言。
13. Kiko この曲はアフリカのリズムを取り入れた曲で、聞いてみると分かりますが5人分ほどのアンサンブルを1人でやってしまいます!!!
ライブでもおなじみで、マーチンは分かりやすく「One Two Three」(1人目、2人目、3人目)と解説しながらやってくれます
この曲ではギターの生音がいやに良いので、「もしかしたらこれはベネディットで録音したのか?」などと思いました
14. Very Earlyは三拍子のバラード。この最高のアルバムの最後を締めくくります

このCDのレビューを書いている途中で思ったのはホントにこのCDは最高だなぁという事。
始めはベネデットの事から入りましたが、ベネデットもヨツギリにも興味ない人でも聴いてもらいたい一枚です

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Vintage 1981/Stephane Grappelli Martin Taylor(gt)


1. Blue Moon
2. It's Only a Paper Moon 3. Jamie
4. I'm Coming Virginia
5. I Can't Get Started
6. Do You Know What It Means to Miss New Orleans?
7. But Not for Me
8. If I Had You
9. Isn't She Lovely
10. Swing '42 [#]
11. Honeysuckle Rose [#]
[#]はBonous Track

順調に更新しています
今回は初グラッペリアルバムです。
このブログがどんどんコアな所に入っていくので皆さんご存知でしょうが、ひととおり説明しておくとグラッペリはジャズバイオリニストの大御所
1908年生まれ、ジャズギタリストのジャンゴラインハルトと「クインテット・オブ・ザ・ホット・クラブ・オブ・フランス」を組んでいたことで有名
1997年に亡くなるまでバイオリンを弾き続けたというスーパーミュージシャンです。

そのグラッペリバンドにマーチン・テイラーがいたときのアルバムで、もう一人はMike Gari。他のアルバムでは見ない名前なのでどういう人かは分かりませんがシンプルでいい感じのソロもとる人です。

このアルバムで珍しいのは、マーチンが四つ切りをしているという所!
ベースのJack Sewingはグラッペリライブの映像等でよく見ます。この人のベースもいいですね!やさしいスウィングでバンドをつつみ込むようなイメージです

もちろんグラッペリのバイオリンも歌いまくっています!
スタンダードの1. Blue Moon 2. It's Only a Paper Moon からこのバンドの気持ちよさがみなぎっていて、マーチンの四つ切りもザクザクいってます!
ギターソロを二人ともとりますが、Mike Gariのソロがまた難しいことをしなくて気持ちいい。マーチンと聞き比べると二人とも似たところがありますが、マーチンのほうがアタックが強いのと音数が多いですね
3. Jamie はマーチンのオリジナル、スムースジャズ風の曲でエレキピアノFender Roseを弾いてるのはグラッペリ。落ち着いた雰囲気でギターとエレピのデュオ
グラッペリのピアノはこの曲ではバイオリンを弾くときと違い、裏方に専念してフロントを支えるというもの。愛弟子の成長を見守るグラッペリの内側が少し見えた気がします
4. I'm Coming Virginiaは、ここではミディアムファーストで演奏されているスタンダード、ここから四つ切りとコンピングはギタリストが交代します。
この曲はマーチンテイラーのソロが大きくフィーチャーされていて聞き所満載。
これぞグラッペリバンド!といいった風にスウィングしています
5. I Can't Get Started (日本題 言い出しかねて)もスタンダード曲。
グラッペリはエレキバイオリンで録音していて、ここでもマーチンのギターとバイオリンのデュオ。テーマをとるグラッペリはもちろんですが、マーチンの綺麗なフィンガーピッキングも心地いい
6. Do You Know What It Means to Miss New Orleans? も古めのスタンダードで、僕は大好きな曲です。
ここではマーチンがフィンガースタイルでのバッキング、Mike Gariが四つ切りしていますがマイクの四つ切りはそれほどよくはありません。シャリシャリしていてアコースティックギターの鳴りをあまり出していない音色です。
演奏自体はミディアムテンポで、マーチンのギターソロもいい感じ
7. But Not for Meはファーストテンポのスウィングで、マーチンのソロやグラッペリの掛け合いなどすべてにおいてスウィングしまくりで、このアルバムさでの最高潮をむかえます!! 
8. If I Had Youもスタンダード。マーチン抜きでイントロからマイクのギターが大きくフィーチャーされています。四つ切りはあまりですがこの人のギター、僕は好きですね!他のアルバムを探していますが見つかりません
9. Isn't She Lovely はスティービーワンダーのポップ曲ですが、もはやジャズスタンダード化してますね。
ジャンゴが生きていれば、演奏したかは分かりませんがグラッペリバンドがやればしっかりスウィング曲になります。(まぁメロディーがポップなのでポップには聞こえますが…)
10.Swing '42はリズムチェンジ曲で軽快なスウィング。
ボーナストラックというのにはもったいないくらいグラッペリのバイオリンが歌います、マーチンのギターソロもカッコよく、Jack Sewingのベースも最高にスウィングしています。
11. Honeysuckle Roseはスウィングのスタンダードで誰もが演奏しています。
もはやこの曲では定番化したアレンジ、前半はマーチンのフィンガーギターとバイオリンでミディアムスローでの複線を弾き、他のメンバーでファーストテンポにいきます。ここで面白いのはマーチンとMike Gariのバッキングが交差するところ。
ソロをMike Gariがとっているときはマーチンが四つ切りして、その後マーチンがテーマを弾くときにはマイクが四つ切りになります。
録音次第ではなんてことはないものですがアレンジとしては面白い。

、とグラッペリを始めに紹介しながらギタリストの事しか言っていませんでしたが、もちろんグラッペリはテーマもソロも完璧にスウィングして「グラッペリと一緒に演奏するとギタリストは体が勝手にスウィングしてしまうんだろうな!」と思うほどです

僕の誕生年も、アルバム名も「1981」
運命を感じようとも、そうでなくても出会ったら名盤だと思う事に違いはありません

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Years Apart/Martin Taylor


1 Sweet Sue Just You
2 Going Home Again
3 Undecided
4 Musette For A Magpie
5 I Can't Give You Anything But Love
6 Czardas
7 Hi Lily, Hi Lo
8 Dinah
9 Years Apart
10 Chicago
11 Gypsy
12 Manoir De Mes Reves

さて、やっとレビューを再開したところで僕はこのCDを見つけるために生まれてきたといってもおかしくないほどの名盤を紹介しましょう。
このアルバムとの出会いとマーチン・テイラーの経歴の発見は僕にとって衝撃でした。
元々僕はジャンゴ・ラインハルトのジプシージャズが好きで「こういうスタイルは古いから、現代でやる人おらんのやろなぁ」と思い。それをサウンドトラックもしくはイージーリスニングとして聴いていました、当時ギターものなら何でも聴く!といった貪欲な学生で、マーチン・テイラーもソロギターの超絶ギタリストとして認識し,、ソロの教則ビデオも何本か持っていて、その時から「このギタリストの演奏は綺麗だな~」と一目置いていました。

そしてこのブログでは紹介しませんがマーチン・テイラーの「Stepping Stones」というアルバムをなんとなく持っていて、それはソロスタイルの他にジプシージャズのバンドも入っていました。
その時僕はジプシースタイルというのは知らなくて「このスウィングしてる曲ええなぁ~、こんな風にギターが弾けたら、もしくはこんな曲ばっかりやってるCDないかな?」(曲はSweet Sue)と思って、その曲が入っているCDを買いました。

そしたら…

「これこそ!!」といった内容、しかもベスト版では気づきませんでしたが、このアルバムのバイオリニストって「ステファン・グラッペリやん!!」
ということはこれはマーチン・テイラーがジプシースタイルで弾いてるアルバムか!
もう説明不要ですが、ステファン・グラッペリとは先に述べた「ジャンゴ」とタッグを組んでいた大ベテラン。その後すぐにマーチン・テイラーは若い頃から10年ほどグラッペリバンドにいたということで、自分の好きなスタイルがこんなところで繋がるなんて!!と思いました。ということで僕はマーチン・テイラーびいきです。

このアルバムの名義はSpirit of Djangoジャンゴの精神を受け継ぎ、現代に蘇らさせるということなんでしょうか、まさに僕の求める音楽です。
1 Sweet Sue Just You僕がこういうスタイル好きなんだなと気づかされた曲、古いスタンダードでファーストテンポでのマーチンのソロがカッコイイ、もちろんグラッペリの演奏も最高で、80代の人間とは思えないスウィングぶりです。

2 Going Home Again
3 Undecidedの2曲は歌もので特筆すべきはUndecided。マーチン・テイラーは1930年代に録音されたジャンゴのUndecidedのイントロのソロをそのままコピーして演奏していて、そのまま同じことをやってもマーチンのフレージングは最高です。ジャンゴに勝るとも劣りません。
これはグラッペリからすれば同じシチェーションで約50年ぶりに演奏ということになります。グラッペリの演奏は歳を追うごとに良いと言われますがまさにそのとおりだと思いましたね。
この同じシチュエーションというところがアルバム名「Years Apart」にちなんだ演奏と言えます。

4 Musette For A Magpieはマーチンのオリジナルでミュゼット曲。
マイナーな雰囲気で、アコーディオンの演奏も冴えています

5 I Can't Give You Anything But Loveは日本題「捧げるは愛のみ」ジプシーギタリストも好んで演奏するスタンダード。2コーラスごとに転調を繰り返しし、カラフルなアレンジ。

6 Czardasはジプシーのスタンダード、ジャズというよりは泥臭いイメージで、マーチンの熱いギターソロが聴けます。

8 Dinahもジプシーギタリストが好みます、アコースティックギターで超絶テクをさらっとマーチンは弾きます、ミディアムファーストくらいの軽快なスウィング。

9 Years Apartは歌もので、このアルバムに意味合いをもたす曲。かもしれませんが歌詞がないのでわかりません(また調べます)

10 Chicagoはフランク・シナトラも歌っているスタンンダード。ファーストテンポのスウィングに、ギター、バイオリン、アコーディオンがシンクロします。

11 Gypsyも歌ものでよくやられるスタンダード、綺麗なメロディをミディアムテンポで演奏しています。

最後を締めくくるのは12 Manoir De Mes Reves。日本題「ジャンゴキャッスル」これは最高です
アコーディオンとのデュオで、メロディーを崩したマーチンの演奏が哀愁を帯び、たまらなく良いです!

思い出をついでに語るとついつい長くなってしまいましたが、CDを三枚だけ無人島に持っていくなら?見たいな事をきかれたらまず入る名盤ですね。

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プロフィール

Author:Sassa1981
戦前、戦後ジャズギター愛好家です

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